もくじ
編集と創造
既存の構造を効果的に整理、配置、配列、削除、編集することでデザインし価値を産み出す
例. 龍安寺の枯山水
石と砂、岩といった単体では価値のないものを適切に整理し配置、白砂に描かれる砂紋を洗練させることで「水の流れ」を美しく魅せる、季節の落ち葉を排除しないことで「生きた水面」を構成、多くの人々の目を楽しませる価値を創造する
編集
- 既成の概念・価値や構造の編集、固定化し堅くなったものを編集する
- まとめ、整理、配置、見方を示すことで価値や魅力、美しさを創造する
- 形骸化し意味のなくなった既存のルール、権威を守るためだけの効率の悪い慣習、
「こうあるもの」と思考停止した当たり前を排除する - 古く捨てられる、価値がないとみなされたものを見直す
古いものを磨きあげる、新しいものやセンスとコラボすることで価値を創造する
創造
- 編集することで魅力を惹き出す、ひきたてる
- あたたかいもの、やさしいもの、たのしいものにする
- 「好きだ」、「イイ!」期待を超えた驚きとポジティブな感情が高まるものにする
- 既存の構造や価値基準からはじかれた人を救う、個々を活かす
大切にしている人のことを考える
- こたえが見つかる
- やさしく、あたたかいもの
面・層・樹・枝
- 面で捉え層とする、大樹を育て枝分かれさせる
樹の成長や枝わかれを促進させ邪魔しない - より大きな樹で居心地の良いものであれば多様な人が住める
多様な人がいれば変化に富む - 多様な人を受け入れることが出来る大樹ならたくさんの旅人を受け入れられる
祈り
- 幸せになれる最大幸福のシンプルな仕組み
- 兆人に幸せを得て貰う為には、
敷居や苦行、上級者のバッドノウハウを排除する - 思い立ったなら口ずさめるような手軽さ
祈ること、幸せになることに金銭はかからないのが望ましい
違和感を探す
- 日常の当たり前を疑うこと
例) レジに並ぶ
レジに並ばないで済むにはどうすれば良いの?
- 店の視点から考える
どういう店であれば顧客が並ばなくてよくなるの?
→店はそもそも必要なの?
→どうしたらお店をなくせるの?
→どういう配置と構成にしたら良いの?
→そもそもレジ以外で会計出来ないの? - 自分の視点から考える
どういう自分であれば並ばなくて済むの?
→開店直後にいけば良い
→開店直後が空いているのは店内にお客さんが少ないから
→店内のお客さんの数を知れれば良いの?
=>それなら自分は、お店をどう再定義する?
価値を生み出す = お金が発生
なぜお金が発生するの?
- そのサービスや商品に付加価値があるから
- 世の中に価値を与えないとお金にはならない
付加価値
- 素晴らしい製品
- 利便性
- 心を満たす
- 広告になる